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ルジュルナル de しげる
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ある日の上田茂とその意見
 
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怒りをこめてふり返れ

2017/07/21 12:31
つまらなかった。(発表当時のイギリスでは意味をもちえた芝居なのかも知れぬが)大の大人が駄々を捏ねてただただ怒鳴るのを見せられても、共感しようがない。登場人物たちが何を好き好んで一緒にいるのかもはっきりしない。
30日まで、新国立劇場小劇場。
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第589回 落語研究会

2017/07/20 00:18
宮治「徳ちゃん」:騒々しく感じられてしまう。
兼好「一眼国」:快調だったが、もっている良さは活かせなかった。
小さん「青菜」:人物造形も噺の構成もまずい。
(仲入り)
扇辰「なす娘」:パンフレットで田中優子が”この咄、カボチャや大根やキュウリではなく、なぜ茄子だったのだろう”などと書いているが、それは、ごく単純に、実がサマになる姿だからだろう。
雲助「佃祭」:的確な描き分けがきちんとなされている。
於・国立劇場小劇場。
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第五回 けんこう一番!

2017/07/19 00:32
国立演芸場での三遊亭兼好独演会。「金明竹」「お菊の皿」「鰻の幇間」。面白おかしく調子良くしゃべっているような顔をして、実は、非常に細かく噺が練り上げられている。(師匠の教えなどよりも)本人の天分と自己修正能力とがうまい落語家を創るのだな、と思わせられる。坂田美子の琵琶演奏(「耳なし芳一」)をはさむのも、非常に贅沢!
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ベルギー 奇想の系譜

2017/07/18 00:01
展覧会半ばのルーベンス以降は、ルネ・マグリットを除けば、”奇想”と呼ぶべきものではないように見えたんですが。9月24日まで、Bunkamuraザ・ミュージアム。
https://youtu.be/yOD24dmag6k?t=5
https://youtu.be/0VLi0E-0R14
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甘き人生

2017/07/17 00:30
幼くして母を亡くしたことによる傷を長く癒せなかったさま(実話)を映画にしたらこんな風になった、という作品。原題「良い夢を」。
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ジョン・オズボーンの魅力

2017/07/16 08:30
と題する谷岡健彦・東工大教授による演劇講座(於・新国立劇場小劇場)。1945年、(チャーチルを破って)労働党アトリー政権が生まれ、芸術を市場原理にゆだねず、多額の公的助成がなされたので、失敗を恐れることがなかった、という背景の中に登場した作家で、ラティガン、ベケット、ブレヒトと時代を同じくし、それまでは中産階級以上の中年が観客層であった劇場へ若者を呼び込んだ、といった内容。同性愛についても言及。
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人間はなぜ歌うのか? 人類の進化における「うた」の起源

2017/07/15 11:30
アルク出版刊。非常に興味深く刺激的な内容であった。記述に簡明さがやや欠けていますがね。著者ジョーゼフ・ジョルダーニアによると、太古のアフリカで、ライオンが狩って食べている肉を奪うために、(身体能力で劣る)人間が集団で大声を上げた(ライオンを怖がらせ、また、自らを戦闘トランス状態に駆る)のが歌の起源(だから、歌う時、脳の古層が働く)で、単声歌唱や言語はその後に発生したとのこと。質問をするということ(ヒト以外では、類人猿にもできない)や、吃音(歌ではどもらない)・失読症(共に地域差のある比率を示す)にも話題は及ぶ。まだまだ検証を要するだろうが(例えば、単純だけど、ライオンは本当にヒトの声を恐れるのか)、新しい視点を与えてもらえ、たいへんうれしい。
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川端龍子/世界報道写真展/田村麻子

2017/07/14 23:50
山種美術館での「没後50年記念 川端龍子 ―超ド級の日本画―」。”会場芸術”と揶揄されたのを逆手に取ったところは、”印象派”のいきさつを思わせる。心底に強く響くわけでないのも事実。8月20日まで。 http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

東京都写真美術館での「世界報道写真展2017」。帰り、エレヴェータで乗り合わせた外人のおっちゃんが「印象的だったな」と声をかけてきたので「うん、でも悲しかった」と応じた。そんな世界の現状が、多く並ぶ。8月6日まで。

落語だけでなくやっぱり音楽も味わいたいよみうり大手町ホールでの「田村麻子 ソプラノリサイタル <美しき夕べ>」。ピアノ・大坪由里、クラリネット・郡尚恵。心洗われた。「マダムバタフライ」の”かわいい坊や”で実の娘(5歳)を登場させるというめったに見られぬ試み。客席にはデヴィ夫人も。
(今回の歌声ではありませんが→https://youtu.be/YmhwTHasULk https://youtu.be/RDvs8vnEzfM
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水墨の風

2017/07/13 23:28
風よりも、水とか高湿度とかが、ことに展覧会の前半、作品を生み出す元・基本要件として感じられた。墨を、たたきつけるように、と言うか、ぐちゃっと置く表現は、ヨオロッパ絵画よりかなり先行している。
17日まで、出光美術館。 http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/
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若旦那・ザ・ファイナル

2017/07/12 23:39
と銘打たれた”らくご街道 雲助五拾三次”(於・日本橋劇場)。いつもよりやや短めだが、いつも通りきちんとした語り。「千両みかん」が、あくまで落語としておかしみをもたせた口演で、いろいろ考えるのは客に任せるとの程合いがたいへん好ましく、次の「菊江の仏壇」も同様に演じられると、今度は、筋を追っただけ、”(男女の)好き”ということについてもっとねっとり出してほしい、といった風に受け止められるんだから、客(あるいは、私)は、身勝手なものだ。
帰り、イタリアの生ハムやワインや鰯やチーズ。
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深く青い海

2017/07/11 23:27
ナショナル・シアター・ライヴの一、テレンス・ラティガン作。たぶん、影の部分をきちんと出せていないからだろう、納得・共感というものをもちづらいままに終わってしまった。
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その人を知らず/柳家小八

2017/07/10 23:46
新劇交流プロジェクト公演「その人を知らず」、楽日(於・あうるすぽっと)。三好十郎の戯曲は、議論を実のあるものにしようとするせいか、一人が長くしゃべり続け、また、警察・憲兵側がいやに物分かりが良い。戦争も宗教も、というのは、手を広げ過ぎた憾みがあるように思われた。

故・喜多八への恩返しにと道楽亭が主催した、その弟子ろべえ改め小八の真打昇進披露の会(於・牛込箪笥区民ホール)。はん治「妻の旅行」、扇遊「干物箱」、(仲入り)「口上」、三三「釜泥」・踊り「せつほん」の後、小八は「青菜」を。マクラも含め、まだまだこれからだ(=オモロナカッタ)。
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メアリと魔女の花

2017/07/09 23:08
前半、話が退屈で、後半、底が浅く洗練されていない説教臭さが鼻に付いたアニメ映画。もっとわくわくさせてほしかったな。 https://youtu.be/WfCNyIQ6yzU
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イヌの仇討

2017/07/08 00:01
こまつ座公演。討入りを吉良上野介側から描くという、井上ひさしらしい手練の作劇。芝居にそこまでの提言は無かったが、世間の尻馬に乗るだけの輩の数を減らしていくには、まずは、その劣悪を自覚させ、貶める合意の醸成を目指すべきではなかろうか、などと考えさせる。目くじら立てるつもりは無いけど、役者は、言い違いをせずなめらかに台詞をしゃべるに越したことは無い。
23日まで、紀伊國屋サザンシアター。
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ジャコメッティ展

2017/07/07 00:01
見たままに彫刻、と言われても、何を狙っているのか、正直なところ、あまりよくわからぬのだが、ふと、観覧者たちを見渡すと、実際、彼の作品のように、(歩いているのでない以上)二本足であることなどことさらには意識されずに知覚されるではないか。
国立新美術館、9月4日まで。 http://www.nact.jp/exhibition_special/2017/giacometti2017/
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アメリカが独立したのはホントは7月4日じゃない(TIME7月10・17日号より)/オマケ

2017/07/06 12:34
第2回大陸会議が、アメリカのイギリスからの独立決議を承認したのは、1776年7月2日で、後に2代大統領となるジョン・アダムズも「この日が、続く世代によって盛大に祝われることになるだろう」と記している。独立記念日が7月4日となってしまったのは、要するに、書類の準備・印刷に2日かかったからで、加えて、アダムズも、3代大統領トマス・ジェファソンも共に1826年の7月4日に亡くなり、この日付がアメリカ人の記憶に深く刻まれることとなった。

(悪乗りして、昨日に続き、全く無関係の気分転換動画→ https://youtu.be/QtqzBUSYP6w
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宇宙空間の眼(TIME7月3日号より)/オマケ

2017/07/05 00:01
技術面、そして費用面の困難を乗り超え、来年10月、NASAは、ウェブ宇宙望遠鏡を打ち上げる。1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡をはるかに上回る規模・性能を有し、地球と太陽の重力がつり合うラグランジュ点にとどまって観測を行なう。地球周回軌道上のハッブル望遠鏡と異なり、遠くて修理に出向くわけにいかず、損傷に対する焦点自己調整機能を備えている。138億年前の宇宙誕生から2億年くらいに後できた最初の星たちの発する光をとらえることが期待されている。

(気分転換に)上とは全然関係無い、”42nd Street”のグッとくる(?!)動画→
https://youtu.be/3TbmaWzQR4M
https://youtu.be/VioVokOeCHk
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ゆがめられた関西像

2017/07/04 00:01
と題する井上章一・国際日本文化研究センター教授の講演要旨(學士會会報No.925所収)によると、たとえば谷崎潤一郎は、昭和7年、「大阪人はアレでなかなか滑稽を解する。その点は東京人に劣らない」と、”笑いの本場は東京だけど、大阪人にもそのセンスがある”という程度の書き方しかしておらず、それが今日、大阪が笑いの本場の如く見なされるようになり、大阪の女性が”大阪のおばちゃん”になったのは、おそらく、大阪のテレビ局が、少ない制作費で(東京に無い)素人のお笑い映像を流し続けたからだろうと推測される。
(裏付けは無い、と断わられているし、私も、全面的に賛成するわけではありません。)
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中橋公館

2017/07/03 20:35
敗戦直後の北京での日本人家族を描く真船豊作品を文学座が上演。日本や日本人をえぐり出したかったのかも知れぬが、ホン自体がそこまで至っておらず、間延びしたように感じられることがたびたび。歌も、活きておらず、ただ挿まれているだけ。
9日まで、紀伊國屋ホール。
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没後20年 司馬遼太郎展

2017/07/02 21:23
戦国時代について、そして、維新前後についての数多くの著作の跡をたどる。これだけのものを書いた人がいる一方で、それらを単に受動的に読むことすらできていない情けない自分。
9日まで、そごう美術館。
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