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ルジュルナル de しげる
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ある日の上田茂とその意見
 
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秀山祭九月大歌舞伎

2017/09/19 23:28
魁春丈体調不良で、雀右衛門・東蔵各丈が代演。大きな役で大変そう。25日まで、歌舞伎座。
<昼の部>
「毛谷村」:六助(染五郎丈)の受け芝居が、意図してなのか、一部マンガ的。
「道行旅路の嫁入」:藤十郎丈(85)、足許しっかりと花道を進みきる。
「幡隨長兵衛」:”(首を取られに行く)覚悟”の芝居だと、(そりゃあこれまでも大体思ってたけど)今回はっきりわからせてもらえた吉右衛門丈の名演。
<夜の部>
「逆櫓」:屏風の大津絵がたいそうカワイイ。
「再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)」:残念ながら、正直なところ、ホンが良くない。
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なかの らくご長屋

2017/09/18 21:44
なかの芸能小劇場で、雲助師、小満ん師それぞれの独演会を続けて。会場の大きさ(小ささ)も程よく、心地好く過ごせる会であった。
雲助師は「松曳き」と(敬老の日に合わせてであろう)「夜鷹そば屋」。後の予定のせいか、仲入り無しで一時間ほど。台詞のすべてに最適確な色付けがなされる。
小満ん師は「小間物屋政談」(「万両婿」)と「猫久」。こちらは、もちろん台詞の色付けはあるのだが、地の文からの距離を最小にするようにと努められている様子。
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レオナルド/民藝/文蔵

2017/09/17 23:26
そごう美術館での「没後500年記念 レオナルド・ダ・ヴィンチ展」。手稿に書き残された機器の模型を展示するという、たいへん面白い試み。機構自体は素朴で、十分理解可能。10月15日まで。

横浜島屋ギャラリーでの「民藝の日本」。実用に供する品だからこそ(無駄があってはならないし、早く作り上げられねばならぬので)磨かれる美というもののあることを見せてくれる。24日まで。

らくごカフェでの「ザ・プレミアム文蔵」。冬の噺をと断わって、「火事息子」と「芝浜」。前者で、火事の後に母親が猫を探している、後者で、親の代からの魚屋、との(私の好みではない)設定にしていた。
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円生と志ん生/ワザオギ落語会

2017/09/16 23:46
こまつ座公演「円生と志ん生」。終戦前後、中国・大連にいた二人を描く井上ひさし作品。押しつけがましくも重くもならずさらさらと進むのは、それが全体としてまさに落語風で、好ましい。
24日まで、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA。

国立演芸場での「第14回ワザオギ落語会」。
小辰「代脈」:不自然に大仰なところが目立つ。枝雀師も、一時期、そうだったけど。
兼好「浮世床(将棋・夢)」:昨日の文菊師のに比べ、ギャグが多い。
扇辰「藁人形」:各人物の口ぶりを鮮明に分けるワザで聴かせる。最初上方へ一緒に行った男はどうなったのだろうか。
(仲入り)
たま「ふたなり」:マクラも含め、語りが雑で騒々しいのが、(伝わりさえすれば良いとの考えもあろうが)私には気になる。
権太楼「青菜」:酒瓶の扱いがぞんざい。特長は認められず。
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文菊の時間36

2017/09/15 23:41
「浮世床(将棋・夢)」と「藪入り」。いつも通り、共に完成度の高い口演を堪能させてもらえたが、強いて挙げれば、後者において、父親が、声を大きく出し過ぎたり、子を憎むのかとまで見えてしまうような箇所のあったのが玉に瑕。
於・レフカダ新宿。
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ダンケルク

2017/09/14 22:39
クリストファー・ノーラン監督のイギリス愛国映画だが、ドイツをことさらに傷付けぬようにと気が配られている。
https://youtu.be/SIWGVzRbxsw
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生写朝顔話/アートアクアリウム/小満ん

2017/09/13 23:35
国立劇場小劇場での文楽・第一部「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」。主たる筋をわかりやすく通す取捨選択がなされていた。笑い薬により(笑いたくないのに)笑う、というのは、演者にとって難しかろう。18日まで。

日本橋三井ホールでの「アートアクアリウム2017」。何年か前、初めて見た時に比べると、印象は、やはり薄まる。写真好きの人が多いなあ。24日まで。 https://youtu.be/ryY_nmcvqY0

お江戸日本橋亭での「第285回 柳家小満んの会」は「かんしゃく」「大関稲妻」「今戸の狐」。(比較的)新しく作られた前二者において噺の進行が直線的である事を、演出を排した淡々とした語り口が明らかにしてしまうように感じられた。
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第633回 紀伊國屋寄席

2017/09/12 23:09
歌丸師(「ねずみ」)出演とのことで切符を買ってたんだが、当日になって、体調不良のため市馬師代演とのメイルが送られて来た。於・紀伊國屋ホール。
柳若「お菊の皿」:鳴り物入り。独自にふくらませたところが、さしたる効果を生じず。
歌助「親子酒」:禁酒中であることをもっとはっきりさせておきたい。奴さん、姉さんの踊りも。
木久扇「鮑のし」:ややたどたどしく、反転攻勢の件がすっきりわかり良くはなっていない。
(仲入り)
二楽の紙切り:この会での紙切りは珍しい。
市馬「盃の殿様」:単に声が良いだけでなく、武士の音色を固く出せるところが大きな強み。客を味方に付ける立派な代演であった。
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次の偽ニュース戦争(TIME9月18日号より)/オマケ

2017/09/11 23:41
ドイツは、ロシアによる偽ニュース攻勢が選挙に影響を及ぼさないようにと、厳しく取り締まる新法を制定するなど、神経をとがらせている。偽画像の解析には少なくとも数時間かかり、その間に、印象が後戻り不能となりかねない。有権者は、何を信じればよいのかわからなくさせられてしまい、(偽情報発信側のねらいである)民主主義毀損が果たされる。

例によって(?)記事とは一切関係無く"Sleepy Lagoon"→https://youtu.be/t1r6PCa6II0(今月の日経「私の履歴書」は湯川れい子氏で、なかなか読ませる。戦後、この曲がラジオから流れるのを聴き、お兄様が防空壕を掘りながら口笛で吹いていた曲だ!と驚かれたとのこと。(どこで知ったのか)アメリカの最新ヒット曲を「僕が作った曲だよ」などと妹には言われてたそうで、その後、フィリピンへ出征、アメリカ兵と戦い、戦死された。)
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植物の生き方・人との共生

2017/09/10 23:21
東京理科大学野田キャンパスで開かれた日本植物学会第81回大会の公開講演会。これが実に面白かった。花粉管が伸びて精細胞を放出するまでの映像や、花粉媒介や種子散布における昆虫らとの共生戦略、林の植生や攪乱依存種の話、さらには、行政の側からの自然環境創出政策にまで及ぶ盛りだくさんの演題について、シロートにもわかり良く発表された。展示の部屋もあって、光るオワンクラゲやこれの蛍光タンパク質を使っての光る花、また、青いカーネーション等を間近に見られる。豊かな時間を過ごさせてもらった。企画力と実行力相俟っての成功だ。ここは初めて訪れたが、今時の大学校舎は、すごくきれいなものだなあ。敷地内に森のような自然公園もあって、講演後、小グループに分かれてのツアー。オニヤンマが産卵してたし、死にたてのカブトムシもおったし、準絶滅危惧種のタコノアシが生えてた。参加無料なのにお弁当までいただきました。
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大山

2017/09/09 21:48
大山(おおやま:神奈川県)に登った。ケーブルカーは使わず。高尾山より格段にきつかった。倒れた人(私ではありません)を、急行した伊勢原消防の救助隊が担架に乗せて山道を降りて行った。その人は大丈夫だった模様だが、数週前、頂上近くで亡くなった人がいたとか。一方、運動選手の訓練なのか、単なる個人的趣味なのか、走ってる人もいたし、頂上の売店へ届ける缶ビール6箱を背負って登る人も。
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殉教/冒した者

2017/09/08 22:22
(筒井康隆が取り上げていた)星新一の「殉教」(新潮文庫「ようこそ地球さん」所収)を、申し訳ないんだけど、立ち読みで。生と死、そして宗教や科学の根本を考えさせる仕掛けが、見事だ。

その後、文学座アトリエの会「冒した者」(22日まで)へ。たまたまだけど、これも生・死・科学・宗教に関わる作品だったが、三好十郎のホンが、戦争後、頭に湧き起ったあらゆる思いを整理しかねてそのままぶつけているようなありさま。
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J亭 柳家三三独演会

2017/09/07 23:27
わさびの「ぼたもち小僧」(しっかり物語れているが、マクラには簡潔さ・切れ味が欲しい)に続き、二題。今日も、安定感があって、かつ、笑いをほどよく散りばめる語りであった。
「万両婿」:巧んでいるように感じさせずして、噺の進行に客をうまく乗せる。
(仲入り)
「藪入り」:間によって情をかもすやり方をとっていた。
於・JTアートホール アフィニス。(クラシック音楽専用ホールとするため、ここでの落語会は12月限りとのことで、残念。)
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生誕90年 加山又造展

2017/09/06 23:19
小規模展だが、心に沁みる絵がいくつかあって満足させられ、また、作品としては成功していなくとも、画家形成の過程上に、あった方が良かった試みだったのだな、と思わせるものも。
9月10日まで、横浜島屋ギャラリー。 https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/kayama.html
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活動弁士の語り芸/玉藻前曦袂

2017/09/05 23:24
国立劇場・伝統芸能情報館での澤登翠(さわと・みどり)による「第66回伝統芸能サロン『―懐かしの無声映画― 活動弁士の語り芸』」。映画初期、たとえばイタリアでも映写技師が説明する、というようなことはあったのだが、30年以上も弁士が活躍し続けたのは日本だけでの現象で、語り芸の伝統あったればこそ、とのこと。(なぜ、日本人がかくも語りの芸を好むのか、は、難問題。)

続いて同・小劇場での文楽公演第二部「玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)」。人形浄瑠璃も、活動写真弁士を生む土壌であったに違いないと思わせる。物語が(深みを欠くものの)どんどん進行して行き、飽きさせない。桐竹勘十郎の体力に感嘆する、東京では43年ぶりの”七化け”。18日まで。 https://youtu.be/2EFnytBs3ys
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動物農場

2017/09/04 00:01
ジョージ・オーウェルの小説(1945)に基づくアニメ作品(1954)をレンタルDVDで。スターリン主義の寓話化だけど、今日の眼には、あまりにそのまんまの単純化と映る。 https://youtu.be/pkpWVWq7ywM
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扇辰日和vol.64

2017/09/03 00:01
はい辰「寿限無」:初高座。落ち着きがあって、柄・声良し。猛稽古による今後の伸びを期待したい。
やなぎ「青春ナイン」:マクラが長く、噺もダジャレばかりでおかしみが無い。
扇辰「秋刀魚火事」:単純な噺を、ちゃんと聴けるものへと仕立て上げた。
(仲入り)
わさび「露出さん」:力量は感じさせる。会全体として整っていないのも、(扇辰師は”人選を間違えた”と言われていたが)それはそれで面白いものだ。
扇辰「夢の酒」:高水準のでき。ただし、若旦那が(受け狙いに走ったのか)やや軽過ぎると思われる箇所があった。
於・なかの芸能小劇場。
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動物の性格を遺伝子で表す

2017/09/02 00:01
と題する村山美穂・京都大学野生動物研究センター教授の文(學士會会報No.926所収)によると、ヒトにおいて、ドーパミン受容体遺伝子が長いほど新奇性追求の傾向が強く、セロトニントランスポーター遺伝子は短いほど不安を感じやすい、との知見が得られており、霊長類の中では、ヒトに近いほど前者が長く後者が短くなっていて、好奇心が強い一方で用心深い性格が人類進化の原動力となったのかも知れない、とのこと。さらに、オオカミ・イヌでは、攻撃性の高いものほどドーパミン受容体が長く、家畜化・品種選抜の進んだものほどこれが短くなっており、研究は、同一品種内での個体差にも注目して、麻薬探知犬の適性に関与する遺伝子を見出しつつあるそうだ。
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パターソン

2017/09/01 00:01
ジム・ジャームッシュ監督映画。先日観たエミリ・ディキンスンの名が出てきたり、主人公が私と同じく携帯電話を持ってなかったり。登場する詩の良し悪しは、私にはさっぱりわかりません。退屈してもおかしくない筋立てなのに退屈はしなかった、という作品。
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フランスの人気者がぱっとしない(TIME9月4日号より)

2017/08/31 00:01
フランス大統領就任後100日を迎えたエマニュエル・マクロンの支持率が急落し、同時期の前任者たちのより悪い数字だ。左でも右でもないと宣言したマクロン、両方を敵に回しており、すなわち、国家支出を2022年までに700億ドル削減することを強硬に打ち出して社会主義者たちを怒らせ、軍予算の10億ドル縮小は保守主義者たちの離反、そして軍最高位ド・ヴィリエ将軍の辞任を招いた。自身をローマ神ジュピターになぞらえ、インタヴューや革命記念日慣例の記者会見を拒否、利己的・高圧的との非難が上がっている。妻のために大統領夫人の公的な地位を設けようとの試みは押し返された。労働市場改革を進めるにつれ、支持率はさらに落ちるかも知れない。組合側は9月12日に大規模ストライキを打とうと考えている。
[追記]その日、大規模ストライキは、行なわれなかった。
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